歯科関係者の皆様
よくある質問

TRPの料金はいくらですか?

TRPは複数の種類があります。使用目的などによって最適なタイプを選択して頂けます。

保険が適応されますか? 

TRPによる治療は自由診療となります。

治療はどのように始まるのでしょうか?

症状によりますが、医師または歯科医によってスクリーニング及び診断され、歯科で歯型を採ります。装置は歯科医によって口腔内に設置されます。装置が正しく適応し、機能が進歩するために、定期的に必要な調整や機能観察を行います。

TRPはどのように機能するのですか?

TRPは、舌が安静時に正しい位置になるように舌反射を促進する装置で、舌の機能不全や鼻呼吸を回復させることを目的としています。口蓋の下を横断するTRPアーチが、舌尖を上げ、舌根を平らにします。このような方法で継続的に舌の位置と機能の矯正を誘導します。

TRPは、何歳から使用することができますか?

TRPは歯列にフィットする必要があります。そのため、ある程度の歯の数と高さが必要です。

今までTRPを使った人の数は何人ですか?

今日までに約2500人に使われています。

副作用はありますか?

TRPを設置したときは、口腔内装置を入れたときのように邪魔な感覚はあります:唾液が良く出る、舌に少し痛みを感じることもあります。また、稀にバランス回復のプロセスとして、これまで正しくない姿勢や癖をかばっていた部分が表に出て、痛みを発する場合があります。これらは一時的な症状で、むしろポジティブな兆しです。

科学的な論文は発表されているのでしょうか?

私達は、上気道径に対する影響について様々な測定を行いました。特に咽頭や鼻腔通気量の持続性を測定しました。複数の国際的な学会で発表しています。臨床研究は複数の国(ベルギー、日本、フランス)で進行中です。

装置の材料によるリスクはありますか?

歯科分野で昔から使用されている生体適合性材料を使用しています。ワイヤー部分は、ニッケルを使用しています。ニッケルに対するアレルギーを持つ方にはお勧めできません

TRPと他のいびきや睡眠時無呼吸を治療するための口腔内装置との違いは何ですか?

TRPは、その作用機序から、睡眠呼吸障害の原因である悪い舌の位置や機能を矯正し、症状改善を目指す治療です。しかもTRPは控えめで維持しやすく、咬み合わせを邪魔しません。

TRPと他のいびきや睡眠時無呼吸を治療するための舌の再教育装置との違いは何ですか?

一般な舌再教育装置は、舌位置だけを治療しますが、TRPは舌位置だけでなく機能も治療するための装置です。しかも小さく軽く、話すことや飲むことができます。

装置は様々な問題を解決しそうに思いますが、本当なのでしょうか?

舌は、食道と気道の交差点にあります。従って、口呼吸、開咬、そしていびきなど舌機能不全が原因となっている問題を舌機能矯正によって解決することは、理にかなっていると考えられます。

TRP装置は、子どもにも使えるのでしょうか?

もちろんです。子どもにTRPを使用するためには、リテンションが充分に確保できる事が必要です。そのために歯牙の数や高さの条件があります。

TRPを用いた治療が対象となる症状は何でしょうか?

対象症状は、主に舌機能不全です:いびき、睡眠時無呼吸、睡眠中の歯ぎしり、口呼吸、開咬など

TRPはどこに発注すれば良いのでしょうか?

TRPを患者に使用するためには、専門の研修を受ける必要があります。研修日程や詳細ページをご覧ください。

私は一般内科医です。私の患者に再教育とTRPの処方することができますか?

医師も処方することができます。歯科医師が歯型を採りTRPをセットしますが、診察、再教育、検査等はタングラボの研修を受講された医師や看護師でも行うことができます。

TRPを用いた治療を行うにはどうしたらよいでしょうか?

弊社のホームぺージから研修をお申込み下さい
研修申込

TRPを使用している専門医を見つけるにはどうしたら良いでしょうか?

お近くで、研修を受けた先生を発見するためには、こちらをご覧ください。

この装置を使うためには印象採得が必要ですか?

はい、印象採得が必要です。TRPを作製するための正しい模型の採り方は研修でご説明します。

研修を受けることができる職種は何ですか?

医師、歯科医師、再教育担当者(歯科衛生士、歯科アシスタントなど)

タングラボを通さずにTRPを作製することができますか?

TRPは特許装置で、タングラボ社が複数の特許を所有しています。そのため個々による作製は、偽造行為となり訴訟対象となります。医療従事者、ラボ、患者にとって大きなリスクとなります。

TRPは歯を移動させますか?

TRPは歯を移動させる装置ではありません。但し、TRPによる舌機能変化の影響から特に咬頭嵌合位を求めるために歯が少し動くことはあります。

どのような研修が行われるのでしょうか?時間はどのくらいかかりますか?

ベーシック研修は2つのステップがあります。ベーシック1は、TRPを使用するために必要な理論を学び、ベーシック2は、導入するために必要な実践方法をお伝えします。

TRPは睡眠時無呼吸を伴わない歯ぎしりには使用できますか?

歯ぎしりは非常に範囲が広いです。睡眠中も歯ぎしりがある場合や、舌機能不全があれば、TRPを用いることは可能です。